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●発酵・熟成期間の勘所…エアレーション発酵 90日
(ハニアスASの場合)
堆肥の品質・安全性の目安によく熟成期間(発酵期間)が取り上げられます。
堆肥はいろいろな有機質原料を混ぜて発酵させるため仕上がりの品質を安定させるためにもエアレーション(通気)発酵・熟成期間を90日に設定し切り返し(混合攪拌)を最低6回実施しています。
※未熟な堆肥・粗悪な堆肥では作物の生育を阻害するだけではなく、病原菌を増やしたり、要素欠乏・過剰症を引き起こします。 |
●温度管理の勘所
堆肥は発酵製品です。発酵の過程で温度が変化します。ERC堆肥は初期発酵の段階で発酵温度80℃〜85℃で1週間程度維持させ、その後、前期熟成工程では60℃、後期熟成工程では平均45℃程度を維持管理し良好な発酵管理をしています。 |
●水分管理の勘所…水分調整
堆肥は生き物です。生き物には適度な水分が必要です。
ERC堆肥は堆肥を散布するときの作業性と堆肥に育まれている有効微生物達の維持のため水分率が40〜50%になるよう水分調整(散水)しています。 |
◎記録の勘所
私どものERC堆肥は、各ロットごとに、仕込み、切り返し(混合・攪拌)、温度管理に基づく水分調整を実施した際、堆肥生産記録を実施し必要であれば公開しています。 |
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